講演とシンポジウム

  • 2026.03.09

講演とシンポジウム

講演とシンポジウム

先日、以前鑑賞した映画「ハッピーエンド」の萬田緑平先生の講演会とシンポ
ジウムが沼津市図書館で開催されました。これは「生きるを支えるネットワー
ク」という沼津市、長泉町、清水町の行政や病院、訪看ステーションの管理者
達の有志が集まって住民の皆様にACPを広めていく活動をしているチームが主
催したものです。
参加者は看護職、介護職、福祉職、市民の方など様々で約120名の方が参加さ
れました。
先生の独特の話し方に吸い込まれ、リアルな映像に心揺さぶられ涙する場面も
ありました。先生が関わった患者さんやご家族は自然に自分や家族の死を受け
とめ、でもあきらめるのではなく希望を持ち生き、そして最期にみんなに想い
を伝え感謝して亡くなる…ごく自然で当たり前の死がそこにはありました。ま
た、看取る側が患者さん本人に、ありがとうという言葉を伝えられるように先
生が意図的に関わっていることが理解出来ました。相手にありがとうと伝える
ことができたなら、穏やかにお別れができるそうです。
もちろんお別れは悲しいこと。けれどお別れのない人生はありません。人間は
長い時間をかけて死に向かっているのであり、いつお別れの日がきてもおかし
くありません。死を身近に感じて家族や友人と話し合うことは本当に大切なこ
とです。みんながそれぞれの自分の人生の幕引きを自然に考えることができる
といいな、と思います。萬田先生の関わり方はもしかして賛否両論あるかもし
れません。しかし本人の意思にとことん付き合うやり方には感銘を受けました。
後半のシンポジウムでは、私たちが関わった方のご家族が、大好きな母親と過
ごした日々をお話しして下さりました。ここでも、日頃の親子の会話の中で自
分が亡くなったらどうするか等、自然に話すことができていたことが自宅での
看取りという覚悟に繋がったのだと思いました。5分という時間では想いは十
分に伝えられなかったかもしれませんが、私には伝わりました。そしてそこに
少しでも携わることができた事に感謝しています。萬田先生が話していた『あ
りがとう』という気持ちも言葉にして伝えることができたと話されていました。
その他、行政や病院に所属する看護師、訪問看護師、自宅で奥様を看取った方
のお話も聞くことができました。それぞれがそれぞれの場所で生きていくこと、
お別れのことに対し奮闘していることがわかりました。とても心に残るイベン
トになりました。

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