代替品

代替品

4月16日に緊急事態宣言が出され、街は静かになりました。
心地よい季節の移り変わりとは裏腹に静かな、そして何とも言い難い毎日が過
ぎていきます。
それでも私たちは感染に十分注意しながら、なるべくいつもと変わらず訪問を
続けています。そして、変に気分がふさぎ込まないように、つとめていつもと
変わらず冗談を言い合ったり（密を避けて）明るく過ごしています。
巷ではいろいろな物が売り切れになっていますね。
医療の世界も、マスク・ガウン・手袋・消毒薬などなど、感染対策に関する物
品が手に入りにくくなり困っています。
私たちもガウンをビニール袋で手作りしたり、高濃度のウォッカを薄めて手指
消毒に使ったりしています。
無いものを何かほかのもので代用するのは、訪問看護の得意とするところです
ね。（だって自宅には病院で使うようなものが何でも揃っているわけではない
のですから…。）
物が豊富にある現代ですが、なかった場合にどうしたらいいか、柔軟に対応す
る力を強めたいですね。

新型コロナウイルス感染症の脅威はまだまだ続きそうです。
病院で治療の最前線にいる同志たちを思うと心が痛みます。
どれだけの不安を抱えて働いているのだろうかと…。
早く終息して平和な日常が戻りますように…自分たちができることをやり、そ
の瞬間を待ちたいと思います。

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