診療・部門紹介

診療部

当院で働く医師は、若いときから消化器・呼吸器・整形外科などの専門分野の専門医として働き、セカンドキャリアとして「総合診療」「リハビリテーション」を学び、日々精進することを目指しています。そして超高齢化時代に対応すべく活躍を熱望する医師の方に集まっていただき、ともに働くことを願っています。

内科・総合診療科

高齢化が進む現代では、高齢者は高血圧・糖尿病・脂質異常症などのいろいろな生活習慣病による問題をかかえ、運動機能が低下する中で若い時とは異なった生活環境で暮らしています。当院内科では細分化された臓器別専門診療ではなく、幅広い疾患に対応しつつ患者さん本人の生活環境や家族背景を含めた全人的な「総合診療」を目指した医師・看護師・理学療法士・薬剤師・管理栄養士や在宅支援相談員によるチーム医療をおこなっています。外来では患者さんの年齢や生活環境に合わせた健康管理を中心に、入院では在宅からの軽症の肺炎や尿路感染症や自宅で動けなくなってしまった方の緊急入院や急性期の治療が終了して自宅に変えるためのリハビリテーションが必要な方たちを受け入れて自宅に帰ることを目指す地域包括ケア病床での治療と、医療的な処置が必要な長期療養が必要な方の療養病床での入院治療を行っています。

リハビリテーション科

超高齢化時代では運動機能低下は避けて通れない問題になっています。筋力低下や骨粗鬆症による運動機能低下を劇的に改善させることは難しいことですが、ややもすると「動くのが面倒くさい」気持ちから、本当に「動けなくなってしまった」ということが起こりがちになります。当院では日々の整形外科診療に加えて「フレイル予防」に重点を置き、「フレイル予防センター」を立ち上げ、沼津市との共同事業として「フレイル予防」を推進しています。

心療内科

心の悩みをお持ちの方のために週1回の外来診療(完全予約制)を行っています。

診療部医師のご紹介

院長 卜部憲和

 担当:内科

 最終学歴:千葉大学医学部1983年卒(医学博士)

 経歴:元沼津市立病院院長

 ・日本慢性期医療協会 総合診療医 認定医

 ・日本外科学会 指導医

 ・日本胸部外科学会 指導医

 ・日本呼吸器外科学会 指導医

副院長(フレイル予防センター長)下山 勝仁

 担当:リハビリテーション科

 最終学歴:富山医科薬科大学医学部1985年卒

 経歴:元沼津市立病院診療部長・整形外科統括部長

 ・日本整形外科学会 専門医

 ・日本体育協会 スポーツドクター

医師 後藤信昭

 担当:内科

 最終学歴:千葉大学医学部1975年卒(医学博士)

 経歴:元沼津市立病院院長

 ・日本内科学会 総合内科専門医

 ・日本消化器病専門医 消化器病専門医

 ・日本肝臓学会 肝臓専門医

医師 小池 仁

 最終学歴:杏林大学医学部卒

 担当診療科:心療内科

看護・介護部

私たちの手を必要としている人がいます。
患者さんのもてる力を大切に、
私たちができることを共に考え実践していきましょう。

看護・介護統括局長 塩田美佐代
(認定看護管理者)

 最終学歴:千葉大学大学院 看護学研究科
      2010年卒(看護学修士)
 経歴:元NTT東日本伊豆病院 看護部長
    元湘南医療大学保健医療学部 准教授
 ・認定看護管理者
 ・看護師特定行為研修指導者
 ・医療安全管理者

私たち看護・介護部では、地域の皆様が安心して療養生活が送れるよう、患者さん、家族、そして職員の想いを大切にした組織造りをしています。
看護・介護部には、看護師、保健師、准看護師、介護福祉士などの専門資格を持った職員と看護補助者がチームを組んで、患者さんの在宅療養支援や最期の時を穏やかに過ごせるよう支援しています。また、さまざまな医療チームが活動しており、そのキーパーソンとして役割が果たせるよう学びの場も大切にしています。
看護・介護部職員一人ひとりがやりがいをもって生き生きと働き続けられることが、住民の皆様の暮らしを支えることに繋がると考えています。

看護・介護部

看護部の理念

最適な看護と介護を 私たちは、根拠のある専門的な知識と技術で、患者さん一人ひとりのもてる力とその人らしさを大切にし、思いやりのある看護・介護を提供します。

基本方針

  1. 提供するケアは、優しく安全に提供します
  2. 地域包括ケアシステムにおける看護と介護の役割を発揮します
  3. 多職種で協働し、専門性を発揮します
  4. 専門的な知識と技術を身に着け、新たな看護と介護を創造します
  5. 明るい笑顔と専門職としての態度で行動し、働きやすい職場づくりをします

看護部の特徴

  1. 提供するケアは、優しく安全に提供します
  2. 地域包括ケアシステムにおける看護と介護の役割を発揮します
  3. 多職種で協働し、専門性を発揮します
  4. 専門的な知識と技術を身に着け、新たな看護と介護を創造します
  5. 明るい笑顔と専門職としての態度で行動し、働きやすい職場づくりをします
特徴1

やりがい、楽しさを経験できる

特徴2

なりたい自分を実現できる

特徴3

安心して働ける

新人教育

継続教育

病棟の看護

〈3階病棟:医療療養病棟44床〉看護配置20:1

〈地域包括ケア病床 35床 療養病床8床〉 看護配置13:1

リハビリテーション部

〈リハビリテーション部の理念〉

私たちは、患者さん一人一人の気持ちに寄り添い「誰もが住み慣れた地域でその人らしく生活していける」を目標に地域リハビリテーションを提供し、地域の皆様に貢献します。

〈基本方針〉

1.患者さんの生活の視点に立ったリハビリテーションを提供します
2.入院から退院後の在宅まで、切れ目のないリハビリテーションサービスを提供します
3.関係機関と連携し、地域からの要望にも応えられるリハビリテーション部を目指します
4.専門職としての自己研鑽に努め、後進の育成にも積極的に取り組みます
5.フレイル予防や健康増進に関する情報を地域へ発信し、教育啓発活動に努めます

きせがわ病院のリハビリテーションの特色

きせがわ病院リハビリテーション部では、患者様・利用者様の多様なニーズと心身機能の変化に応じることができるよう、当院の入院・外来・通所・訪問リハビリテーション機能ならびに地域の医療機関・介護施設等と連携することで、適時・適切なリハビリテーションサービスを包括的に提供できる体制を構築しています。
また、「フレイル予防センター」の取り組みとして、沼津市の指定を受けた介護予防サービスである「フレイル予防教室」の実施や、地域の方々に向けた市民講座、出前講座などを定期的に行っています。

PT:理学療法(Physical Therapy)

病気、けが、加齢等によって運動機能が低下した方々に対し、運動機能の維持・改善や基本動作能力(立つ、歩く等)の回復や維持を目的にリハビリを行います。

理学療法

OT:作業療法(Occupational Therapy)

身体、精神、高齢期の障害等により、日々の作業に困難が生じている方々に対し、心身機能や社会適応能力の回復を目的にリハビリを行います。

作業療法

ST:言語聴覚療法(Speech Therapy)

ことばによるコミュニケーションの問題や食べる障害が生じている方々に対し、言語や摂食嚥下機能の回復・維持を目的にリハビリを行います。

言語聴覚療法

地域包括ケア病床でのリハビリテーション

当院の地域包括ケア病床では患者様それぞれの心身機能やニーズに合わせたリハビリプログラムを提供しています。個別リハビリテーションだけではなく、リハビリ体操やマシントレーニングなど、お一人お一人のニーズに合わせたメニューを組み合わせて実施しています。在宅への退院に向けて病棟での生活すべてがリハビリとなるよう、医師とリハビリ職員、看護職員などの関係職種が連携して入院リハビリテーション計画を作成しています。

医療療養病棟でのリハビリテーション

当院の医療療養病棟では、長期の療養が必要となった患者様や機能回復を目的に集中的なリハビリを希望している神経難病の患者様、といったように入院が必要となった経緯や状況が大きく異なるケースがあります。そのため、リハビリテーションの内容や頻度に関しては、患者様の状況や目標に合わせて実施しています。

外来リハビリテーション

腰痛症や肩関節周囲炎、変形性膝関節症などの整形外科疾患、脳梗塞などの脳血管疾患、パーキンソン病などの神経難病といった診断を受け、リハビリテーションが必要だと当院の医師が判断した患者様に対して、指示を受けた理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がそれぞれ個別リハビリテーションを行います。

訪問リハビリテーション

医師からの指示を受けたリハビリの専門職がご自宅を訪問し、実際の生活環境に応じたリハビリを提供します。関節を動かしたり筋肉をつける運動だけでなく、外出訓練やご家族様への介護方法の指導、住宅改修や福祉用具のアドバイス等も行っております。

診療技術部

準備中